「◯◯って男の子なのに、ヘアピンつけてるね。」「◯◯ちゃんって、いつも男の子みたいな服装だね。」
子どもが大きくなると、自分の性別を意識しはじめる時期がやってきます。
「パンツが見えると恥ずかしい」など、恥じらいが生まれると同時に、「男の子らしい」「女の子らしい」という区別が出てきます。
リボンやお姫様やピンク色は女の子、乗り物や恐竜や青色は男の子…
小さな人たちが、無意識で「男の子っぽい」「女の子っぽい」と口にしているのを聞くと、ドキっとします。
この絵本『Julian Is a Mermaid』のメインテーマは、LGBTQだそう。
このような「考え方」に関する絵本は、主人公がいろいろな角度からものごとを考えて、 絵本の伝えたいメッセージを、説明し尽くしているものが多い印象でした。
そんなイメージで絵本を読んでみると…なんて言葉が少ない!
絵や行間をじっくり見ることで、家族でいろいろ会話して、それぞれの解釈を聞くことができる…絵本の醍醐味ってこういうことなのではないかな、と感じさせてくれた絵本です。
プロジェクトが成功して、より多くのご家庭で読んでもらえますように。
えがしらみちこ
えがしらみちこ
1978年 福岡生まれ。 静岡県三島市在住。熊本大学教育学部卒業。
主な作品として、『あめふりさんぽ』『さんさんさんぽ』などのおさんぽシリーズ(講談社)、『なきごえバス』(白泉社 / 第9回MOE絵本屋さん大賞2016「パパママ賞」第1位 )『なきごえたくはいびん』、『いろいろおてがみ』(小学館/ 全国学校図書館協議会選定図書)『いろいろおしたく』、『あのね あのね』(あかね書房)、『あなたのことがだいすき』(KADOKAWA)など。『はこちゃん』(文・かんのゆうこ / 講談社)、『せんそうしない』(文・谷川俊太郎 / 講談社)、『まだかなまだかな』(文・竹下文子 / ポプラ社)、『しょうがっこうがだいすき』(文・うい/ 学研プラス)の絵を担当。また、雑誌や教科書などの挿絵も手がけている。
http://tenkiame.com/ws/
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