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「キャンプカレッジ2025」開催支援のお願い
小児がん経験者とそのご家族が自然豊かな中で集い仲間と出会い交流を深める体験を!

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シャイン・オン!キッズの加藤です。
当団体は小児がんや重い病気とたたかうこども達とそのご家族の支援を2006年に開始し、今年で18年目となります。

米国で開発され標準治療となっているアート介在療法のビーズ・オブ・カレッジ(=勇気のビーズ)を2009年に日本で初めてスタートさせ、翌年には、こちらもまた日本で初めてのホスピタル・ファシリティドッグを静岡県立こども病院にて開始し、パンデミックが起きようとも休止させることなく現在は両プログラム合計31の小児医療施設での活動を継続しています。

ビーズ・オブ・カレッジプログラムにおいては、導入されていない病院で治療をされた子どもたちや、退院以降の治療を記録する機会のない子どもたちにも参加いただけるように、2022年の本クラウドファンディングでご支援をいただいてスタートした「ふりかえりビーズ」は年2-3回の定期開催をするなど、皆様のご支援は着実に芽を出し実を結んでいます。改めて今までのご支援に、心より感謝申し上げます。

今年のGreen Fundingでは、これまで3回にわたる1泊2日の宿泊イベントとしてキャンプカレッジを行った経験等から培ったノウハウを活かし、「キャンプカレッジ2025」のためのクラウドファンディングに挑戦します。皆様の温かいご支援をよろしくお願いいたします。

 

小児がん経験者のこども達の声から始まったキャンプカレッジ

私たちは団体設立より、”トータルケア”の理念に基づいた革新的なプログラムを小児医療施設に導入してきました。欧米で当たり前となっている”心のケア”のプログラムに加え、2017年からは、治療後のキャリア学習支援などに活動範囲を広げ、現在は5つのプログラムを運営しています。その中の一つが、2017年から始まった小児がん経験者のキャリア支援事業、キャンプカレッジ(Camp Courage for Survivors)です。

 

小児がんは、年間2000人ほどの子どもが発症し、その5年生存率は7−8割と言われています。治療を終えた子どもたちはそれぞれの社会に戻っていきますが、同じ経験をした仲間に出会う機会が少なく、私たちのプログラムに参加している子どもたちからの「同じ経験をした仲間と一緒に何かをしたい」「一緒に語り合いたい」「自分の経験を共有したい」との声を受けてスタートしたのが本プログラムです。小児がん経験者自身がリーダーとなって仲間とやってみたいことを企画し、シャイン・オン!キッズが運営面をサポートする形でスタートしました。


2017-2019年までは年4回、対面イベントとして小児がん経験者がリーダーとなり仲間とやってみたいことを企画して実施しました。新型コロナ感染症の拡大が始まった2020年から2021年は、オンライン実施に移行して医療者や今病気とたたかっている仲間への歌を作ったり、それに手話をつけたりして当団体のYouTubeチャンネルにて一般公開してきました。しかし、コロナ禍だったからこそ、「やっぱり可能ならリアルでみんなに会いたい」「泊まりがけでみんなと話したい」などの声がより大きくなりました。そこで、医療者の監修のもと、感染拡大の波の谷間をぬい、様々な感染対策を施した上で初めての1泊2日のイベントを2022年に実施し、それに引き続き2023年、そして今年と一人も感染者や体調不良者を出すことなくイベントを成功させてきました。


<ファシリティドッグ候補犬との交流>
 

この成功は資金面でご支援くださいました皆様はじめ、助成団体、支援企業の皆様のサポートのみならず、現地でお手伝いいただいた多くのボランティアの皆様、宿泊施設の皆様など本当に多くの方々の応援があって実現ができたとスタッフ一同感謝の思いでいっぱいです。
 

キャンプカレッジ2024で感じたこと

キャンプカレッジはコロナ禍の2022年から始まり今年まで、その時の感染状況に合わせた運営を行い、毎回試行錯誤を重ね、様々なノウハウを培ってきました。

<秋のアートワークで使うくぬぎのドングリをえらぶ様子>

 

2024年では、たくさんのコンテンツを行いました。

  • 宝探し:施設の自然環境を生かし参加者同士がのびのび動き周り仲良くなるゲーム満載
  • ファシリティドッグ候補犬との触れ合い:今年生まれのマナ&ソラがこども達とふれ合い、技を披露
  • ふりかえりビーズ:1つ1つ治療の意味づけされたビーズを用いて、治療を振り返ることで自身の頑張りを実感できるだけでなく、きょうだいや家族が過ごしてきた想いを認め合うことができる
  • ちからのブレスレット:お揃いのブレスレットを作り、入院中の子どもたちに贈る
  • きょうだいビーズ:患児のきょうだい達とビーズやカードを用いて語り合う
  • ビアトーク:保護者とこども達が同じ空間にいながらそれぞれのグループに分かれ当時の思いや今の悩みなどを共有
  • 秋のアートワーク:現地で拾ったくぬぎのどんぐりや帽子、国内で採取した紅葉や枝、ドライフラワーや造花などを使ってオリジナルのフォトフレームなどを作るアートワーク体験
  • 朝活ヨガ:病児ヨガの専門講師による親子で楽しめるヨガのワークショップ
  • 日本クリニクラウン協会から参加のクラウンさん達とワイワイ楽しく各イベントに参加

<ふりかえりビーズに取り組む親子>

 

キャンプカレッジ2024には定員の3倍のご家族からの申し込みがありました。施設のキャパシティの関係から参加ご家族を8家族に限定し抽選を行い参加ご家族を決定させていただきました。

<参加者のこどもとクリニクラウンが仲良くお散歩>

キャンプカレッジ2024は今までの集大成と言えるイベントとなり、あちらこちらで聞こえるこども達のお互いを呼ぶ声、笑い声、そして芝生に寝転がって新しく出会ったお友達とのびのび遊ぶ様子にあふれるものとなり、主催者としても感無量のイベントとなりました。

<仲良くなった子どもたち>

皆様からのご支援が多くのご家族に届くだけでなく、確実に私たちスタッフの中に次の活動への活力の芽を育んでくださっていることを実感したキャンプカレッジでした。

<非日常の楽しい時間>
 

参加者から多くの嬉しいお声をいただきました。

  • 2日間、こどもがずっと楽しそうで普段できないことも色々と経験できてよかったです。
  • 全部親子で楽しめて、最高に楽しいプログラムでした。遠出の場合、たいてい主人が疲れてしまうのですが終始笑顔で一番良い思い出になりました。
  • なかなか家族で一緒に何かをするという時間が少なくなってきていたので、非日常の空間の中で家族でアクティビティに参加できたことがとても嬉しかったです。
  • 最初、緊張していた子どもたちがどんどん楽しんで最後には子どもさん同士で遊んでいたのが嬉しかったです。
  • スタッフの方々がフレンドリーで家族で楽しむことが出来ました
  • どのアクティビティも皆さまのアイディアがたくさん詰まった楽しいものであり、サポートが大変ありがたかったです。
  • 親としては何から何まで用意してくださり、最初は馴染めずにいた子どもたちに細やかなお声がけも頂き、感謝しかございません。本当に貴重な機会を頂き、大変楽しめました。ありがとうございました。
  • 闘病中の頃のことを思い出しながら、自然の中で元気よく走り回っている姿や夢中になって工作している姿を見て、娘の成長に目頭が熱くなりました。
  • 大人も最後のアート体験、楽しませていただきました。
  • 夕食後の座談会では今まで周りの友人には話せないことを初めて話せました。皆さんの経験談が一つ一つ心に残っています。
  • 小学低学年の息子はクラウンさんとの交流や広場での集まり等大変喜んでおり、楽しんでいました。

 

これからのキャンプカレッジ

キャンプカレッジは小児がん経験者が仲間とやりたいことを考え、それを企画し運営を当団体が行う形でスタートしました。彼らのやりたいことが「宿泊イベントで仲間と語り合いたい」であったことからこの3年、年1回の宿泊イベントとして開催してきました。
今のこの形式は日頃から感染対策的に一般のイベントへの参加を見送るご家族が安心してご参加いただけるイベントとしてしっかりと根付いてきました。

 

その一方で、もっと多くのご家族に参加いただくにはどうすればいいだろうか。何か他の方法はないだろうか。そんな思いもスタッフの中に芽生えてきています。

そこで、キャンプカレッジ2025では今までの1泊2日の宿泊イベントも含め、どのような開催方法が可能なのかを模索する年にもしたいとスタッフ一同考えています。日帰りのイベントはどうだろうか、開催場所は関東ではなく、関西などに変更できないだろうか、色々なアイディアが浮かんできます。施設の見学をしながら、さらに発展させたキャンプカレッジにはどんな設備が必要なのかの洗い出しを進めていくことで、より多くのご家族に参加いただける機会を作り出すための下地作りも行っていきたいと思います。

 

以下の対策を維持した発展形のキャンプカレッジの模索の年にもしたいと考えています。

  • 感染対策を第一に、一般の方との混在が少ない環境を重視し、医師の監修のもと、様々な感染症の状況をみて開催か延期かを決定するなど万全な対策を行う。
  • 治療中のお子様にも対応できるよう、小児がん経験者ご自身とご家族単位でお部屋を確保し、体調に合わせて参加できる配慮をする。
  • 複数の医療従事者が参加し近隣のこども病院にも協力を得て、万が一の事故や怪我などに備え、安全を確保する。

 

<目標金額は100万円!>

<朝ヨガを楽しむ参加者>

 

日常から離れた場所でそれぞれのご家族がゆったりと過ごしながら、小児がん経験者自身、きょうだい児、そして保護者それぞれが主役のアクティビティを通して、夢を語り合い未来に向けての思いを共有していただける環境をご用意するためのご支援をお願いいたします。

2023年の本クラウドファンディングのご支援で、キャンプカレッジ2024年には8家族29人(こども13人保護者14人)の参加者と、スタッフ(医療、ボランティア含む)31名、合計59名が参加するイベントの運用費の一部に当てさせていただきました。

2025年のキャンプカレッジ実施に当たっては今年と同様に、以下の取り組みを行いプログラムを充実させています。

  • 手厚い医療者スタッフの充実
  • ボランティアも小児がん経験者や、日本語を母国語としない学生、大人のがんサバイバーの方々など多様性のあるコミュニティを形成する
  • こども達が施設の環境を存分に楽しめるとともに、きょうだいも保護者も主役となるコンテンツを用意
  • 初めて出会う家族同士で思い出作りにつながる機会の創出


また2025年においては新たな開催方法を模索するために以下も予定しています。

  • 1泊2日以外の形での開催を検討する
  • 開催場所を関東に限定せず、他の場所での可能性を検討する
  • そのための下見も行う

 

小児がん経験者とそのご家族は、感染症へのリスクから一般的なアクティビティへの参加について慎重にされているからこそ、安心してご参加いただくことが大切だと考えます。同時に、できる限り金銭的な負担なくご参加いただけるよう、以下を引き続き予定しています。

  • 安心してご家族でご参加いただける環境を整える
  • ご家族単位で滞在可能な施設で行う
  • 食事やアクティビティも全て無償
  • 全国から参加していただけるような仕組み作り(交通費を負担)

 

パンデミックという用語が一般名詞となり、コロナの感染状況が落ち着いても、そのほかの感染症などもあり、いまだ、小児がん経験者のお子様方は一般の体験活動に参加することが難しい状況が続いています。

 

小児がんのお子様の治療は長期間に渡ることが多く、ごきょうだいも、保護者の皆様も我慢することも多い日々が続きます。同じ状況にあるご家族ともなかなか知り合うことが難しいという声も聞かれます。

 

様々な制限や我慢が続く小児がん経験者のお子様とご家族に、日常から離れてゆったりと過ごしていただく、そして、同じ経験を持つ仲間と交流し、コミュニティの形成にもつながるキャンプカレッジの効果は大きいと信じています。

どうか、みなさまの温かいご支援を昨年に引き続きよろしくお願いいたします。

 

ご質問、ご不明点等ございましたら、下記よりご連絡いただきますよう、よろしくお願いいたします。

 

ご支援いただいた方へのお礼

▼ 5,000円のご支援

・シャイン・オン!キッズからのお礼メール

・シャイン・オン!キッズ オリジナルクリアファイル

・アバルト カレンダー2025

・アバルト ステッカー

・アバルト ステッカー(赤)

・アバルト スコーピオンマスコットキーホルダー

・アバルト エコバッグ

 

▼ 10,000円のご支援

・シャイン・オン!キッズからのお礼メール

・シャイン・オン!キッズ オリジナルクリアファイル

・アバルト カレンダー2025

・アバルト ステッカー

・アバルト ステッカー(赤)

・アバルト スコーピオンマスコットキーホルダー

・アバルト エコバッグ

・アバルト オリジナルポーチ(ブラック)

・アバルト マグカップ

・アバルト フェイスタオル

 

▼ 20,000円のご支援

・シャイン・オン!キッズからのお礼メール

・シャイン・オン!キッズ オリジナルクリアファイル

・シャイン・オン!キッズ オリジナルTシャツ

・アバルト カレンダー2025

・アバルト ステッカー

・アバルト ステッカー(赤)

・アバルト スコーピオンマスコットキーホルダー

・アバルト エコバッグ

・アバルト オリジナルポーチ(ブラック)

・アバルト マグカップ

・アバルト フェイスタオル

・アバルト オリジナルポーチ(75th)

・アバルト ミニバスケット

 

※先着順のため、選択いただいた返礼品が品切れの場合は、別の返礼品をお送りいたします。

※返礼品の内容は予告なく変更となる場合がございます。予めご了承ください。


▼ シャイン・オン!キッズ オリジナルクリアファイル

▼ シャイン・オン!キッズ オリジナルTシャツ

▼ アバルト カレンダー2025

▼ アバルト ステッカー

▼ アバルト ステッカー(赤)

▼ アバルト スコーピオンマスコットキーホルダー

▼ アバルト エコバッグ

▼ アバルト オリジナルポーチ(ブラック)

▼ アバルト マグカップ

▼ アバルト フェイスタオル

▼ アバルト オリジナルポーチ(75th)

▼ アバルト ミニバスケット


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